2022年01月02日


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温故知新』 奇岩・巨石を見に行くことは少ないが、知らずに出合った時は感動ものである。
奇岩・巨石・洞窟
 山登りは目指す山頂に到達するのが主な目的であるが、登り、下りで感動的な景色、
滝、奇岩、巨石、洞窟に出会うことがある。 滝と鍾乳洞は別途ページを作ってまとめ
ているので、ここに奇岩、巨石、洞窟をまとめてみた。

奇岩、巨石、洞窟 その4
  奇岩、巨石は個人の主観が決めるもので、絶対的な物差しはないのだろう。
ここではおいらの個人的な主観で決めているが、人に寄っては ”どこが?”と言う
ことになるのだろう。 危険個所も同様に個人の感性で評価が大きく変わるのだろう。その5に続く。
奇岩・巨石・洞窟
きがん・きょせき・どうくつ
〔その4〕
”北アルプス”のジャンダルム、逆層スラブ。
”奥穂高岳”側から見た ”乗鞍岳”方面。
これから登る ”ジャンダルム”に人が立っているのが見える。
北アルプスの難所の一つと言われている ”馬の背”を通過して行く。
”ジャンダルム”へは、どこから登れば良いのか、
長年の不思議であったが、今日、その謎は解けた。
さて、どこをどう進めば良いのか?
”ジャンダルム”のテッペンには、今朝、穂高岳山荘を
一緒に出発した仲間が既に休息していた。
晴天下、”ジャンダルム”のテッペンに立つ
ことが出来て一つの大きな夢が叶えられた。
北アルプスの難所のひとつであろう ”逆層スラブ”は
何のことなのか判らずに下り終えていた。
地殻運動のいたずらなのだろう、逆層の意味がよく判った。
写真で振り返り見ると、難所だったんだろうと判った。
ロープ場ってあったっけ? どこをどう下ったのか覚えていない。
”烏帽子山”の烏帽子岩。
”西上州”の碧岩と大岩。
”烏帽子岩”には梯子とくさりが設置してあり、
簡単に登ることが出来た。
”烏帽子岩”が烏帽子に見えるかどうかは、個人の感性次第となる。
テッペン大好きなジジー達。
更に上に登ろうとしている最長老。
”碧岩”へは垂直に近い岩峰を登る。
以前はロープの設置が無く、滑落で
死者が出てからロープが設置されたらしい。
”群馬の山猿”さんは垂直のロープ場を
軽々とクリヤーして行く。
以前はロープ無しで登れたと聞いたので
フリーでトライしてみるが、滑落すれば
笑いものになるだけなので途中で止めた。
”大岩”への登攀ルートは概ね赤矢印”となる。
”大岩”への登り途中から見た ”碧岩”。
”碧岩”の登攀ルートは概ね赤矢印となる。
アカヤシオの咲く ”大岩”の山頂で休憩する。
数十分前には後ろの ”碧岩”のテッペンに居た。
”大岩”からナイフリッジの急斜面を下る。
”山猿御夫婦”は難無く下って行った。
”鷲ヶ岳”登山口への林道にあった奇岩。
林道途中にあった2つの岩は謂れがあるらしく、説明板が立っていた。
はっきり言って奇岩でも何でもない。 説明板を読む気もしない。
クリックで読めるまで拡大しますが、
謂れなので読んでもしょうがないです。
”三倉岳”の奇岩群、巨石群。
駐車場から見た ”三倉岳”は3つのピークで成り立っていた。
全体が巨石で覆われており、どこをどう登るのか楽しみである。
この奇岩には名前が付いていなかった。
登れるか? の一言でチャレンジに向かった。
ボルダリング未経験の彼は、あっと言う間に奇岩のテッペンまで
登ってしまった。 岩の裏に梯子でもあるのか?
”中岳”から眼下にクライミングをしている連中が見えた。
この山にはクライミング場が沢山ある様だ。
上のクライミングの様子をズームして見る。
のんびりとクライミングを楽しんでいる様子であった。
急峻な巨石であったが、くさりが設置してあったので難無く登れた。
一般登山道でもクライミングごっこが出来る山であった。
どのピークも巨石で展望が良かったが、
最後に最高峰の ”夕陽岳”に登る。
本当! 来て良かった。
巨石の大きなテラスがあり、どこからも展望は最高であった。
ハイカーはここまで来ない先端部でお昼休憩とする。
巨石は長く続いていたので、先端まで下ってみる。
樹林帯が白く禿げている個所が出発点の駐車場であった。
”小秀山”の奇岩群。
更に上流側には大砲の様な ”烏帽子岩”を見ることが出来た。
”乙女渓谷”の遊歩道を歩いて行くと ”天狗岩”との
標識があったので、見上げてみると聳える岩峰があった。
”小秀山”への登山道としての ”乙女渓谷コース”は滝巡りとして訪れたが、奇岩も少なからずあった。
見上げるとクライミングが出来そうな垂直な岩壁であった。
”鎧岩”(一周お回りください)の表示があったが、
こんな薮の中を一周する気にはならなかった。
”カモシカ渡り”とお洒落な名前が付けられていたが、
カモシカしか渡れない整備されていない悪路のことであった。
木の根っ子に捕まって登れるので難所と言う程ではなかった。
登山道はあるのか? こんな岩峰に登って見たかった。
距離表示を10m単位まで表示しているのは正確に測量しました。と言いたいのだろうか? 意味が無いと思います。
”大普賢岳”麓の無双洞。
”七曜岳”から大きく下った所にある湧き水で有名な ”無双洞”。
”無双洞”からの大量の湧き水は、この下流で落差20mの ”水簾の滝”となっている。
若き相棒は何にでもチャレンジしてくれて、
”無双洞”がどこまで入れるのか調べてくれた。
数m先で何ヶ所にも枝分かれして、人は進めなくなる。
全ての洞穴からこうこうと湧き水が流れ出していた。
この湧き水が集まって下流の豪快な ”水簾の滝”に
なっているのかと思うと、感無量である。
”表妙義”のくさり場、奇岩巡り(その2)
見晴台見た表妙義の ”中之岳”。 見晴台〜石門〜大砲岩を散策する
ハイカーは多いが、”中之岳”に登ろうとするハイカーはいなかった。
”中之岳”の裏側り廻り、表妙義の難所である長大な
くさり場を登る。 彼は今回が初めてのくさり場体験である。
長大なくさり場であるが、表妙義の登山道の一端なので、
比較的、簡単に登ることが出来た。
垂直に近いのは勿論であるが、兎に角、距離が長い!
表妙義の縦走には様々な難所が出て来るが、
有名な難所が”鷹返し”のくさり場である。
明日は筋肉痛になっているだろう。
山猿さんは下から、おいらは上から
彼の動きを偉そうにチェックする。
初心者にケガをさせてはいけない。
妙義山のベテランハイカー山猿さんと
おいらの指導の激が飛ぶ。
今にも落っこちそうな ”玉石”のピークを見る。
数分後にはあのピークに立っているはず。
この辺りに ”見晴”と言う場所があるらしいが、
それは確認出来なかった。
昨年に登った所なので、まだ記憶に新しい。
昨年は登りで通過した ”奥の院”のくさり場を下る。
昨年は登りに使った ”玉石”のピークからの下りに入る。
日本百名山 石鎚山の”前社森のクサリ場”,”二のくさり場”,”三のくさり場”。
”石鎚山系”のくさりは兎に角、デカくて重たい。
持ち上げることは出来ないので輪っぱを掴んで登る。
独立峰的な ”前社森”へのくさり場は ”試しの鎖場”の
名が付いており、肩慣らしのくさり場の様であった。
”前杜森”の山頂は岩の塊であり、360°の大展望が得られた。
案内板に ”前社森”の下りは大変厳しい岩場。と書かれていた。
殆ど垂直に近い岩場であった。
真下に地面が見えるので垂直振りがよく判った。
”前社森”を下り終えて振り返り見ると
2人の若者がこれから下ろうとしていた。
下って来る来る2人を観察していると、
くさり場が怖いのか中々下りて来ない。
”前社森”から ”弥山”までの登山道は穏やかな
道が続いてから、くさり場に入る様である。
垂直では無いので問題無し。
”一ノ鎖”からのくさり場は2回目である。
くさりが2本なのも助かる配慮である。
次に ”二ノ鎖”を登る。
”二ノ鎖”の途中で振り返ると ”前社森”からの登山道がはっきり見えていた。この後の ”三ノ鎖”は斜度がきつく、結構、息が切れた。
”天狗岳”へのコースはかなりのオーバーハングになっており、
太目のナイフリッジなっているスリル満点のコースであった。
ハイカーの多い石鎚山の ”弥山”を避けて、
最高峰の ”天狗岳”に行ってみる。
今にも落っこちそうな岩があった。
”天狗岳”のテッペンから眼下を除く相棒。
”天狗岳”のテッペンではしゃぐ相棒。
更に ”南尖峰”まで進み、振り返り見た ”天狗岳”。
”弥山”から、ここまで来るハイカーは少ない。